プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

犬の切れ痔

プータさんのアレルギー疑惑から、何を食べさせるか彷徨うことになったのですが、考えてみれば、8歳になった時、フードを考える転換点がありました。

 

 

それまでごはんに関してほんとうに手のかからない子で、フードも長いこと飽きずに同じ物を食べていました。

 

でもある日から、ドライフードが未消化のまま何粒か出てくるようになり、あろうことか切れ痔になってしまったのです。

 

犬が切れ痔になんかなるんだろうかと驚きましたが、排便するのが辛そうだったので、病院に連れて行きました。

 

8歳になりシニア犬のお年頃。

 

消化機能が衰え始めたサインだったようです。

 

切れ痔に関しては、特に犬用のお薬がある訳ではなく、市販の人間用の痔の薬をお尻に塗ってあげるとよいとのことでした。

 

でもそれより何より、消化しやすいごはんを食べることが、毎回の排便を楽にすることになるので、薬を使わず、フードを変えてみることにしてみました。

 

食べていたフードの材料を見てみると、とうもろこしや小麦といった穀類が入っていて、これが消化するのに負担になっていたようです。

 

それでお肉の含有量が多い、アカナのシニアドッグを食べさせることにしました。

 

犬は基本、肉食ということもあって、お肉を消化するのが得意な体質だそうです。

 

なので、お肉の含有量が多いフードは、消化に優しいらしいです。

 

確かにこのフード、便通は良くなったのですが良くなりすぎ?前よりゆるい感じです。

 

お肉が多いフードは便がゆるくなるそうです。(程度は個体差があると思いますが)

 

切れ痔を治して消化の良いものをと考えると、この時はこれで良かったんだと思います。

 

プータさんもお肉の味がしっかりするので気に入って食べていました。

 

ただ、さすがに14歳を迎えた時、これまでと同じ様にはいかず、何をトッピングしても食べなくなりました。

 

おそらくこのフード、シニア犬用ではあるけれど、油分が多いような気がしていて、プータさんには胃に負担があったのかもしれません。

 

人間で言うなら、カツ丼、天ぷらが苦手になったみたいな感じでしょうか。

 

他のワンちゃんには問題ないかもしれませんが、飼い主の目から見て、14歳のプータさんの肌はなんだか脂っぽく、フードの油が痒みの原因になっていたのではと思っています。

 

体の痒みの原因と言えばすぐにアレルギーを思い浮かべますが、そもそも高齢犬の肌の状態をコントロールするのは難しいのかもしれません。

 

単純に体の痒みはアレルギーとは言えないと思うと、普段からの観察は大事だなと思います。

 

人間もそうですが、体作りには何を食べるかが重要です。

 

毎日食べることは続いて行きますから、愛犬には元気でいて欲しいと願うなら、ごはんはしっかり考えていきたいところです。

 

そんなこともあって、手作り食にチャレンジしてみた時期もありました。

 

手作り食は大変でしたが、でもとってもいい勉強になりました。

 

次回は手作り食のことを書いてみたいと思います。

 

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若かりし頃のプータさん