犬の寿命を延ばすためにも、歯磨きの大切さがよく言われるようになりました。
犬の場合、歯垢から歯石へと形成されるのが人間より早いので、歯磨きをして歯垢を取り除いておかないと、歯肉炎→歯周炎→歯槽膿漏→歯根膿瘍といったように、どんどん深刻な状態になってしまいます。
また歯周病の原因である歯周病菌は、心臓、肝臓、腎臓など、全身に悪影響を与えると言われています。
犬の場合3歳以上で約8割が歯周病になっていると言われているので、歯のケアを早いうちから始めないと、若くしてお口のトラブルを抱えてしまうことになってしまいます。
プータさんの場合、歯ブラシを使って歯磨きを始めたのが8歳になっていた頃だったと思うので、今思うともっと早くからやっておくべきだったと後悔しています😢
昨年末くらいだったのですが、いつもさせてくれていた歯磨きを嫌がるようになり、口元を拭くのも嫌がったのでおかしいなと思っていました。
そして今年の3月、ごはんを残すようになり、右側のほっぺが少し腫れているように思ったので、病院に連れていってみると、歯周病が進んでいることがわかりました。
奥歯が化膿していて、もうぐらついている状態だったので、ごはんを食べるのが辛かったのだと思います。
16歳になっていたこともあり、抗生物質の飲み薬で対処する方法も勧められたのですが、まだ体力的に全身麻酔をすることが可能ならば、手術で抜歯をしてもらいたいと思いました。
この先はできるだけ生活の質を落とさず、穏やかに過ごしてもらいたいと思ったからです。
もちろん万が一のことも考えたのですが、抗生物質でどの程度まで歯周病のケアができるのか不安でしたし、痛みを我慢しながらごはんを食べるのってストレスですよね。
手術前の体のチェックや、麻酔の量をコントロールして下さると先生がおっしゃったので、思い切って手術をすることにしました。
麻酔をしての手術はもうこれで最後かなと思ったので、抜歯、歯石取り、そしてついでに長年悩まされていた、耳の下と、中にできていた老人性のイボも取ってもらいました。
16歳一ヶ月でのことでしたが無事に終わってほっとしました😌
思っていたよりも多く抜歯して、縫合もしたのでごはんを食べるのがしばらく大変でしたが、なんとか回復してくれました。
術後の食事は、犬用のチュールで助かりました✨
角膜潰瘍の手術は14歳の時だったのですが、そのときに比べると、麻酔からの覚め方や、足元のふらつきも、きついような気がします。
やはりそれだけ体に負担があるんですね。
何はともあれ、今はごはんも食べれるようになってよかったのですが、あれ以来歯磨きをさせてくれなくなってしまって困っています😓
時間をかけて訓練し直すにも、若い頃のようにはいかないと思いますし、もう歯が全部揃っているわけではないので、水に入れて飲ませるタイプのものを試してみようかと考えています🤔
改めて思いましたが、歯って大事ですよね。
プータさんのことがきっかけで、しばらくサボっていた歯医者さんに私も行くことにして、只今治療中です。
お口のケアは健康寿命を延ばします。
プータさんから教訓を学んだと思って歯を大事にしていきたいと思います🦷