プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

変わることのないものは、「大切なもの」

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

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私にとって、この10年はあっという間の10年でした。

 

ちょうど10年前、お姑さんが亡くなってから、息つく間もなく大きな変化の連続でした。

 

一人残されたお舅さんと同居することになり、家の建て替え、引っ越し、息子の進学そして社会人。

 

自分の親も、これまで大病を患ったことなどなかったのに、人工透析を受けなければならなくなりました。

 

ふと鏡を覗き込めば、お肌はカサカサ、白髪も目立ち、近くのものがよく見えない。

 

「あら嫌だ、いつの間に?」

 

今思えば、あっという間に時間が過ぎていってました。

 

大きな変化って、エネルギーを取られてしんどいですよね。

 

でもちょっとクスッて笑える変化もあったんです。

 

コーヒーをブラックで飲めるようになりました☕️(アラフィフらしく大人になれました😄)

 

こうしていろいろな変化があったわけですが、中でも私がこの10年で一番辛かったのは、プータさんの老化と目が不自由になったことです。

 

振り返ってみれば、10年前のプータさんはまだまだ元気いっぱい!

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10年前のプータさん

 

いたずらに悩まされることはあっても、体のことで心配したことはありませんでした。

 

それが今ではしょっちゅう病院に行っては、良くなり悪くなりの繰り返し。

 

ちょうど1年前は、ベッドで一緒に寝ることが出来ていたのに、今年に入ってからは落下防止のため、プータさんにはベッドの下で寝てもらうことになりました。

 

お互い気配を感じながら安心して寝ていたので、慣れるまではさみしかったです😢

 

楽しい変化はいいけれど、さみしい変化は辛いですね。

 

でも生きていれば何かしらの変化を経験していくもの。

 

変化の波にうまく乗っていくしかありません。

 

じゃあ変わらないものがあるのか、ってことになるけれど…

 

変わらないものって、自分次第で変わるか変わらないか、コントロール出来るもの、「心」は変化の波を受けないよう守ることが出来るのではないでしょうか。

 

私にとってこの10年変わらなかったものは夫、息子、プータさんを大切に思う気持ちです。

 

環境や状況は日々変化していくものですが、自分にとって大切なものを思う気持ちは、ずっとずっと変わらず大事にしていくことが出来ます。

 

この先また10年、いろいろ変化していくんでしょうね。

 

前に進んで行くのが少し怖いような気がします。

 

どんな10年にしましょうか。

 

「隣人を自分自身のように愛しなさい」という言葉があるけれど、これは、「自分を大切に出来る人は、他の人のことも大切に出来る人になれる」ということなんだと教わりました。

 

この先の10年は、少しずつ老いていく自分を労り、周りの人に対しても思いやれるような、そんなやわらかな時間を過ごしていきたいです。

 

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いつもニコニコしていたね💕