プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

犬の病気 膿皮症

ようやく秋のお天気も安定してきて、老犬にとっては、過ごしやすい季節になってきたのではないでしょうか。

 

朝晩の冷え込みは注意しなければならないですが、何よりも高温多湿が避けられるだけで飼い主としては有り難い。

 

今年の夏、初秋は、雨が多く、湿度に悩まされたように思います。その影響で、プータさんのお肌の管理が難しく、ここ最近まで「膿皮症」に悩まされていました。

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膿皮症のかさぶた



「膿皮症」とは、年齢、犬種に関係なく、もともと肌にいる「常在菌」が増えてしまうことで発症します。

 

フケ、痒み、皮膚の赤み、かさぶた、円形の脱毛といった症状があり、飼い主さんが気づいてあげることが出来ます。

 

なかなかしつこい皮膚病で、再発しやすいのも特徴です。

 

しつこい再発の原因として、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、副腎皮質機能亢進症(クッシング症)、甲状腺機能低下症などの病気が引き金になっている場合があるので、原因となっている病気を見つけて治療することが必要になっていきます。

 

でも最初のステップとしては、「抗生物質」の飲み薬、痒みの強い時は「ステロイド」が処方されます。そして、重要なのが、シャンプーをまめにすること、「シャンプー療法」です。

 

シャンプーに関しては、病院で出してもらうことが出来ますが、お肌の状態に合った薬用シャンプーが必要になります。

 

ちなみに、プータさんが病院で出してもらったシャンプーは、「ケラトラックス」と言います。脂っこいお肌の子に良いそうです。

 

病院でしか買えないのかと思っていたら、楽天でも購入できることがわかったので、参考までに載せておきます。

 

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さっぱりした使いごごちで、泡切れが良いです。でも仕上がりはふんわりしています。
(個体差があるかもしれませんが)

 

 

「シャンプー療法」は、最初のうちは3日に一回のペースで始めます。そして皮膚の状態を見ながら、徐々に回数を減らしていくことになります。

 

老犬にとってシャンプーは体力を使うので、様子を見ながら部分洗いをするのも良いかもしれません。

 

いずれにしても、飼い主さんが頑張らないといけないので、しばらくは大変になるかと思います。ちょっと費用はかかりますが、トリミングサロンなども利用することが出来るかもしれません。

 

プータさんにはお母さんトリマーで我慢してもらって、部分洗い、全身洗いと様子を見ながらシャンプーしていきました。

 

今のプータさんの状態は、痒みや赤みは、日和見的というか良くなったり悪くなったりって感じですが、シャンプーでコントロールすることが出来ているのではないかと思います。

 

湿度も下がり、気温も良い季節に入ったので、落ち着きはじめています。やれやれです😌

 

ただ油断は禁物!ちょっとオイリー肌なので、引き続きシャンプーのタイミングを見計らいながらキープしていこうと思います。

 

秋が深まり寒暖差が大きいこの季節、飼い主さんはもちろん、わんちゃん、ねこちゃん達も体調を崩さないようお気をつけください!