プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

成犬になってからのトイレトレーニング

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ワンちゃんをお家に迎え入れたなら、まずトイレトレーニングに取り組むのではないでしょうか。

 

子犬の頃は物覚えも早いので、比較的トイレトレーニングはしやすいもの。

 

でも引っ越しなど、環境が変わることでトイレトレーニングのやり直しをしなければならないことがあるかもしれません。

 

プータさんは7歳の頃に今の家に引っ越してきたのですが、今まで使っていたトイレを置いてもしなくなってしまいました。

 

場所で覚えていたこと、散歩の際にトイレを済ませた方が気持ちが良いと思ってしまったのかもしれません。

 

でもお家でトイレがきちんと出来ないと、天気の悪い日や病気、高齢、衛生面、マナーなどなど、困ることがたくさんあります。

 

そこですっかり成犬になってからでしたが、トイレトレーニングのやり直しをしなければならなくなったのでした。

 

成犬になってからのトイレトレーニングは子犬の頃とは違って、長年の癖がついていたりするのでちょっと厄介かもしれません。

 

なので出来るようになるまで飼い主さんが根気よく取り組むことが必要です。(プータさんの場合、試行錯誤しながら約一ヶ月ほどかかったと思います)

 

飼い主さんが焦ってイライラしたり、粗相をした時に叱ってしまうと、トイレに対するマイナスのイメージがついてしまい、余計に家でしなくなってしまいます。

 

粗相をした時は、クールに片付けた方がいいです。(心の中では叫ぶかも😮‍💨)

 

そして、ワンちゃんがどのタイミングでトイレをしたくなるのかよく観察しておくことはとっても重要です!(ここが鍵💡)

 

犬の習性上、寝起き、食後、お水を飲んだ後、遊んだ後、このタイミングはトイレタイミングになることが多いです。

 

この時にトイレに連れていき、辛抱強く待ってみます。(寝起きの時はオシッコをする確率が高いので、済ませるまでケージの中にしばらく入れておくのもいいかもしれません)

 

そして出来たなら、「思いっきり褒める」、この繰り返しです。

 

プータさんの場合この方法で、まずうんちトレーニングに成功して、しかもコマンドで出せるようになりました。(コマンドは「うんちうんうんうん」です)

 

パブロフの犬の条件反射」は有名な話ですが、この条件反射を利用して「うんちうんうんうん」と言われてトイレをすると、めちゃくちゃ褒められる&オヤツがもらえる、と学習したことでトイレスイッチが入るようになったと思います。

 

コマンドでトイレが出来るとお出かけするときにすごく助かります。(おじいさんになった今は、コマンドというより時間でしています)

 

ただオシッコがなかなかこの方法では上手くいかず、少々苦労しました。

 

散歩の時に、マーキングの延長でオシッコをしたほうが気持ちが良いと覚えてしまったのかもしれません。

 

そこで散歩の時にもトイレシートを持ち歩き、マーキングをしそうになったらトイレシートを下に潜らせてさせるようにしてみました。

 

すると、オシッコとトイレシートが結びついて記憶されるようになり、トイレシートの上に乗るとオシッコのスイッチが入るようになりました。

 

シートでオシッコをするときに、「オシッコシーシーシー」と言うようにすると、これがコマンドになり、シート+コマンドでスムーズにお家のトイレでもオシッコが出来るようになりました。(今思えばもう少しかっこいいコマンドにしておけば良かったです😅)

 

しかもこれの良いところは、トイレの枠がなくてもシートさえあればそこでオシッコが出来ます。

 

旅行などのお出かけの時は、場所で覚えているのではなくシートで覚えているので助かります。

 

そしてコマンドで出来ると、都合の良いタイミングでさせることもできるので、これを覚えさせてよかったと思っています。(もちろんタイミングによっては出ない時もありますが)

 

こんな風にして成犬になってからトイレトレーニングをしてきたのですが、老犬となった今、また新たなトイレの課題に取り組んでいます。

 

オシッコの回数は多くなり、粗相をする回数も徐々に増えています。

 

でもトイレには行こうとしているんです。

 

ただ間に合わなかったり、目が不自由なのでトイレに行ったつもりで失敗しているのかもしれません。

 

プータさんなりに頑張っていることを考えると、粗相をされても仕方がありません。

 

後始末がしやすいよう、お部屋のカーペットを部分洗いできるタイルカーペットに変えたり、布団にはおねしょシーツを使ったりしています。

 

そしてどうしても手が離せない時だけオムツを使ったりもします。

 

お互いにストレスを少しでも減らして、楽しく暮らせるよう工夫することが必要になってきます。

 

ワンちゃんのシニア期に少しでもトイレの負担を軽くするためにも、早めのトイレトレーニングを済ませることをお勧めしたいと思います。(お散歩の時にしか出来ない子は、病気や歩行困難になった時にさらに負担がかかってしまうかもしれません)

 

先日こちらでは四年ぶりに大雪が降りましたが、そんな日のお散歩はおじいさん犬には出来ません。

 

また寒い日の朝の散歩も体の負担になるでしょう。

 

飼い主さんだってきついはず。

 

だから、お家でトイレが出来るようになることは、後々のためにも大事なことだと思うのです。

 

この方法は、成犬に限らず子犬にも出来る方法です。

 

もしトイレトレーニングで行き詰まっている方がいらっしゃるなら、参考になればうれしく思います。

 

でもその際に、何よりも我が子の性格や能力をよく見極めて試行錯誤されてみるようお勧めします。

 

なんでも楽しく出来ることが一番ですから✨

 

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こんな日はおじいさん犬も人間のおばさんもお家でぬくぬくしていたいです🍵