プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

犬の目の病気 白内障 白内障予防

お散歩日和の季節になりましたが、白内障の心配があるワンちゃんにとっては紫外線の悩ましい季節がやってきたと思った方が良いかもしれません。

 

人間もそうなのですが、白内障になると日差しをとても眩しく感じて、目を開けているのが辛いそうです。

 

プータさんは8歳頃から白内障を発症したと思うのですが、その当時は年齢ゆえのものだから仕方がないと思っていて、特に気を配ることをしていませんでした。

 

でもさすがに、日差しの強い日にお散歩に行くと目をしょぼつかせ、家に帰った頃には涙目になっていたことから、日差しや紫外線を避けて散歩に行かなければならないと思うようになりました。

 

人間ならば日傘をさしたり、サングラス、帽子といろいろできますが、ワンちゃんの場合そういうグッズがあるとはいえ、嫌がることがあったりでなかなかうまくいかないかもしれません。

 

それでも白内障の予防に役立つことを知って可能な範囲で出来ることをしていくなら、その後のワンちゃんの生活の質を落とさずに済むのではないかと思っています。

 

自分の飼い主としての後悔も含めて、しておくと良い事、知っておくと良い事を今回は書いてみたいと思います。

 

白内障とは

白内障は水晶体が白く濁り、目が霞んで見えづらくなり、太陽の光が異常に眩しく感じるそうです。特にワンちゃんの場合、水晶体が人間よりも紫外線を通しやすいらしく、そのせいで日差しを眩しく感じるのではないかと言われています。(飼い主レベルの説明で失礼します🙇‍♀️)

 

白内障にも先天性と後天性がある

先天性は遺伝的な要因が強いため、予防は困難だそう。6歳以前に発症した白内障は若年性白内障と呼ばれています。以前通ったいた病院では、このタイプの子は早めに手術をしたほうがいいかもと言っていました。

 

後天性白内障は老年性白内障ともいい、6歳以降に発症するものを言います。主な原因は、加齢、紫外線の浴びすぎ、外傷、糖尿病もしくは他の目の病気に伴う発症だそうです。

 

白内障の予防

後天性の白内障を予防する方法はいくつかあります。

 

飼い主目線で一番大事なのではないかなと思うのは、紫外線対策です。

 

今思えばプータさんはお外が大好きで、よく歩いていました。

 

もちろん、真夏や真冬のお散歩の時間帯は考えて出掛けていましたが、それでも日差しを避けるという考えに至るまでには時間がかかっていたと思います。(後悔ポイントです😮‍💨)

 

それでプータさんの場合、お手製のサンバイザーを作って被らせることにしたのですが、市販の帽子選びって悩みますよね。

 

日除けになるほどつばの長さがあるかどうか、被りやすさやサイズ感はどうかなど、実際に試着しないと市販品を選ぶのは難しいかもしれません。

 

それでCreemaなどの手作りサイトでオーダーしてみたり、型紙を探してご自分で作ってみるのも良いかもしれません。

 

私の場合は本当に適当な思いつきで、どうやって作ったのかを説明しようにも説明するのが難しいんですよね😓(必要な情報はここなんだろうなと思うのにすみません!)

 

たまたまハーネスを見ていて、足を入れるところに耳を入れたら被れるんじゃないかなと思ったんです。

 

そして、日差しが入らないくらいの長さに調節したつばをつけてみたら出来ちゃったんです。(こんな風に適当だからおしゃれなお菓子が作れないのかも😓)

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つばの長さを微調整しながら決めました。形をキープするために少し厚めのクリアファイルを中に入れています。

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頭を振った時に脱げないよう、耳がしっくりフィットするのがポイントかも

特にお裁縫が得意ってわけでもなく、やる気と愛情だけで作れたので、きっと皆さんもできると思います。

 

でも帽子を被るのが嫌だったらしょうがないですよね。

 

プータさんも喜んで被るというより仕方なく被っているって感じです。

 

結局のところ手っ取り早いのは、紫外線の少ない朝、夕のお散歩、歩くときは日差しが目に入らないよう身体の向きを調節、飼い主さんの身体で日陰をつくってあげるなどしていくしかないと思います。

 

あと私は試したことがないのですが、サングラス。

 

売っているんですが、嫌がらずにつけてくれるんでしょうか?

 

これが確実といえば確実だけれど、ちょっと買う勇気がありませんでした。

 

サングラスをつけさせて歩いた時、人からの視線に飼い主が耐えられるかどうかという問題もありますよね。

 

何度も悩んで諦めました。

 

あとは白内障の進行を遅らせる目薬があるそうですが、病院の先生と相談しながら様子を見ることになると思います。(ちなみに私は相談してはみましたが、勧められませんでした)

 

外的な予防はこんな感じですが、内的な予防としては食事ではないでしょうか。

 

目にいいと言われているビタミン類を毎日の食事やサプリメントで摂るのもいいと思います。

 

特にビタミンCは不足すると白内障の進行に拍車をかけるそうなので、ご飯のトッピングにブロッコリー、トマト、小松菜など入れてあげるといいかもしれません。

 

プータさんはよくニンジンを蒸して、潰したものをよくトッピングしています。

 

多めに作っておいて、冷凍しておくと使い勝手がいいです。

 

今回は白内障予防に出来ることを書かせていただきましたが、まずは紫外線を避けること、そしてビタミン類を摂取すること、この二つを取り組んでみるのはどうでしょうか。

 

どのくらいまで進行を遅らせることが出来るのか、実際のところは個体差があるかと思いますが、私はもっと早くやっていればよかったと後悔しています😢

 

ちなみに白内障の敵として書いた紫外線ですが、メリットもあるんです。

 

適度な日光浴で紫外線を浴びると、殺菌効果があるので皮膚病予防になります。

 

そして紫外線にあたることで、セロトニンというホルモンも分泌されて精神の落ち着きと幸福感を高めることが出来るのだとか。

 

心と身体の安定に役立つホルモンなら、紫外線の量に気をつけつつ上手に日光浴もさせていきたいですよね。

 

プータさんの左目の白内障はかなり進んでいる状態にあります。

 

先日から失明した右目に使っている目薬を左目にもさし始めるようになりました。

 

もう右目だけでも目薬をするのに苦労しているのに大騒ぎです😢

 

年齢による白内障は長生きしているからこそなのかもしれませんが、だからこそ早めに気をつけてあげることが大事だと身をもって感じています。

 

日差しと紫外線が強くなるこれからの季節、どうぞ気をつけてお過ごしください!✨

 

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とうとう左目も目薬だぁ、しょぼん😢