ゴールデンウィークに入ってからプータさんは結膜炎になったり、膿皮症、包皮炎(外耳炎も怪しい)ととにかく一気に問題発生!
季節の変わり目で肌のバランスが崩れたのが引き金になったのかもしれませんが、週一で肌ケアのためお風呂に入っていたのにかなりショックです😢
この肌トラブルの主な原因はマラセチアという皮膚の常在菌が増えてしまったからだと思うのですが、このマラセチアとの戦いは本当に飼い主泣かせです。
プータさんは8歳を過ぎた頃からイボが出来始めたのですが、今では体のあちこちに増えてしまいました。
この老人性イボが出来るとイボの表面に皮脂の塊、かさぶたのようなものが出てきます。
そしてその皮脂をマラセチアが餌にして増殖してしまうそうでなのです。
それで定期的にシャンプーをして洗い流し、マラセチアを増やさないようにしなければなりません。
このマラセチアが増えると皮膚炎を起こし、痒みが出てきてワンちゃんにとってはストレスになります。
プータさんの場合、背中とか目につくところは比較的ケアしていけるのですが、脇腹やお尻、首は見落としてしまうことがあります。
今回、お尻の周りにあるイボがきっかけになったのではないかと思うのですが、マラセチアのせいでお尻の周りが赤くただれ、フケが出て痒そうにしていました。
それで薬用シャンプー(ケラトラックス)でこまめにお尻を洗って手入れをしたのですが、老犬をお風呂に入れるのはかなり大変です。
部分洗いは洗う部分が少なくて済みますが、意外にピンポイントで洗うのが難しいです。
じっとしていないと余計なところまで結局洗うことになってしまったり、すずき残しがないか気を使います。
お尻やお腹の部分洗いの時は、シャワーヘッドがついた状態で洗い流すとかなり広範囲にお湯がかかってしまうので、ヘッド部分を外して使うとやりやすいです。
綺麗にした後は、赤みや痒みが強い時は常備薬のヒビクスを塗って様子を見ます。(お尻のようなデリケートな所には使いません)
またお風呂を入れるまでもないけれどイボの周りを綺麗にしたいときは、傷を消毒するイソジン(うがい薬の方ではありません)を薄めたお水で拭き取ったりもします。(ほんのり水が茶色くなる程度で原液では使いません)
若い時は免疫力もあったのでこんなに肌トラブルを抱えることはなかったのですが、老犬となった今、体を清潔にしておくことってとっても大事なことなんですね。
いっぺんにあちこち問題が起きたので、さすがに病院で抗生物質の飲み薬(ビブラマイシン)をもらったのですが、吐いたり食欲が落ちたりしてしまったので結局服用を中止しました。
包皮炎の方はこちらもとにかく清潔第一なので、トイレのタイミングでドレッシングボトルにぬるま湯を入れてウォシュレットのように洗っています。
首振りの回数がいつもより多く、耳の匂いが気になり出した耳はおそらく外耳炎のなり始めかと思うのですが、こちらは以前の記事でも紹介したオトマックス点耳薬を使って改善してきています。
痒みや痛みって人間でも辛いですよね。
だから早めに気づいてあげたいのですが、ちょっと油断するとあっという間に広がってしまうのでガッカリしてしまいます😮💨
そんなこんなでここ最近圧倒される毎日だったのですが、お互いのストレスを減らせるケアの方法を探していこうと思います。
薬用シャンプーの使い方も、効果的な使い方が出来ているのかどうかちょっと考えてみようと思っています。(老犬は5分から10分のツケ置き時間の間に体が冷えてしまうので待っていられません)
マラセチアは常在菌なので、老人性イボとセットでこれからもケアは続きます。
私にとってはこれはまさに「マラセチアとの戦い」です。(世界史に出てきそう😄)
少しでもプータさんとご機嫌に過ごしていきたいです。