プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

小さな思い出づくり

老朽化のため2月13日に休館した「山の上ホテル」。

 

休館前に行くことが出来ました。

 

「あのレトロな建物が見たい、コーヒーパーラーヒルトップでプリンアラモードが食べたい」

 

私がずっと思い続けていたささやかな願いだったんです。

 

地方からもお客さんが来ているらしく、連日パーラーは整理券を配って入る混雑ぶり。

 

整理券を配り始める1時間半くらい前から並んで券をゲットし、2巡目で順番が回って入ることが出来ました。

 

順番が回ってくるまでの間、ドーム屋根が特徴のビザンティン様式の教会、「東京復活大聖堂(ニコライ堂)」をぐるりと眺めたり、御茶ノ水周辺を散策したりしたので、待ち時間も楽しかったです。

 

山の上ホテルの落ち着くロビーには、ゆかりのある作家さんの本も置かれていたりしていて、昨年亡くなられた伊集院静さんの本もありました。

 

 



伊集院さんと言えば、プータさんとのお別れが辛すぎて度々落ち込む私にとって慰めとなる言葉があります。

 

「逢えないだけで、それ以上でもそれ以下でもない」という伊集院さんの作品の中に出てくる言葉。

 

この「それ以上でもそれ以下でもない」という表現が妙にしっくりとくるんです。

 

物理的に逢えないとしても、私の中ではしっかりと生きていて、心の目で見つめればあの子の姿や反応の仕方がわかってしまう。

 

「ただこれまでとは関わり方が変わっただけだよ」、と自分に言い聞かせるとちょっと救われるような気がします。

 

悲しい別れに対してこんな言葉を生み出せるのは、伊集院さんご自身の悲しい経験があったからこそなのでしょう。

 

人生の先輩から学べることはたくさんあると感じます。

 

さてさて、話はコーヒーパーラーに戻って、私は念願のプリンアラモードを注文し、夫はタルトタタンを頼みました。

 

プリンアラモード

 

タルトタタン

 

飲み物は、氷を入れた冷水で12時間かけて抽出した水出しコーヒーのホット、そしてお昼の時間だったので、ついでに小海老のロングマカロニグラタンも頼んじゃいました。(今日はめちゃくちゃカロリー&糖質オーバーDAY😱)

 

小海老のロングマカロニグラタン

 

まぁまぁそんな日もあってもいいじゃないかと甘やかしました😋

 

食事の後は、夫が東京タワーに登ったことがないというので寄り道をしてみました。

 

圧巻の東京タワー



この日はお天気が良かったので、景色がよく見えたのですが、高層ビルの多さには驚きます。

 

私が以前東京タワーに登ったのは小学生の頃(40年以上前)だったので、景色が変わっていても当然です。

 

日々いろいろな変化をしていきながら、私たちは生活しているんですね。

 

小さなことでもいいから、楽しいと思えることを積み重ねていきたいです。

 

 

ロビーに飾られたリサ・ラーソンのライオンの置き物

照明器具も美しい



 

レトロさを感じるタイル

ちょっとした所がオシャレ

 

 

また夫と新しくなった山の上ホテルに行けますように✨




心の中でプータさんと共に歩む新たな日々

今年はプータさんが眠りにつき、私にとっては新しい生活が始まりました。

 

一日の始めにプータさんのご飯やトイレ、お散歩の必要はもうありません。

 

楽になったといえばそうなんでしょうけれど、空虚な感じを埋めることがいまだに出来ていません。

 

一般的にこれを「ペットロス」っていうんでしょうけれど、なんだかとても薄っぺらい表現に思えてあまり好きじゃありません。

 

以前に、悲しみを受け入れることで乗り越える、とそんな記事を書いてはみたものの、なかなか思うように出来ず、感情のコントロールって本当に難しいです。

 

poodlepooh.hatenablog.com

 

 

あ〜、子供みたいに大きな声で「寂しいよ〜」ってわめきながら泣いてみることができたら楽になれるのかな?

 

そう思ったところで歳をとったせいなのか、感情のストッパーが働いて上手く出来ない。

 

大人ってなんだかつらいな。

 

「プータさん、お母さん、もっと強くならなくちゃいけないんだよね…」

 

考えてみれば、人はそれぞれいろんな悲しみを抱えることがあって、みんな頑張っているんですよね。

 

そう考えると、周りの人に優しくありたいと思うし、自分にも優しくあってもいいのかなと思えてきます。

 

こんなことがあった私だからこそ、今年一年大変な中でも自分と闘いながら頑張ってきた方たちに、「心休まる一時がありますように」と願います!

 

また私の拙いブログにお立ち寄りくださり、スターをつけてくださった優しい皆さまにも心から感謝しています!

 

悲しい時に慰められ、力をいただきました✨

 

ほんとうにありがとうございました!

 

心の中にいるプータさんと、いつも大らかに見守ってくれる夫との新しい暮らしを、これからものんびり綴っていけたらと思っています。

 

皆さまの毎日が幸せなものでありますように!

 

 

 

 

何年振りかの飛行機での旅行✈️

ちびプーを連れて石垣島に到着

力強い朝日。刻々と変化していく様子に、改めて時間って進んでいるんだと実感します。



パフェなんて久しぶり✨夫と甘いものを食べて心を癒す😌

 

 

金木犀と秋の思い出

 

最近、外に出ると金木犀の香りがしてきて、あー秋になったんだなぁと思います。

 

金木犀の香りは、私とプータさんにとって思い出の香り。

 

暑い夏を乗り越えて気持ちの良い秋を迎えると、「さぁ、秋を探しに行こう!」とよく出掛けていました。

 

紅葉した大きなポプラの葉っぱ。

 

落ちた葉っぱの上を歩くとワシャワシャ音がして、二人で楽しんでいました。

 

そしてどこからかふんわり金木犀の香りがしてきて、クンクンと鼻でも秋を感じます。

 

「楽しかったね、プータさん。」

 

ふんわり風に乗ってくる金木犀の香りは、プータさんと一緒に過ごした時にタイムスリップさせてくれます。

 

懐かしい記憶が蘇ると、胸が痛くなって涙が出そうになるけれど、それでもプータさんの楽しそうに歩いていた姿を思い出せることがとても嬉しい。

 

秋はわんちゃん達にとって最高の季節。

 

今年はあっという間に秋が過ぎてしまいそうですが、この素敵な季節をたくさんのわんちゃんと飼い主さん達が楽しまれますように!

 

日帰り温泉の帰りに芦ノ湖に寄ってみました。ちょっぴり雪を被った富士山が頭をのぞかせています。本格的な紅葉までにはまだもう少し時間がかかりそう🍁

 

芦ノ湖湖畔にいた蝶々。朝晩は冷え込むようになったから、たくさん蜜を吸って元気でね✨

 

大人のホームシック

犬のいる暮らしを18年もしていると、長い留守をしないという生活のパターンが身に染みついているのを痛感します。

 

プータさんが居なくなってからもうすぐ半年になるというのに、出掛けていても早く帰らなければと、ソワソワしてきてしまうんです。

 

そんなソワソワ状態が続いている中、すっかり落ち込んでいる私のために、夫が温泉に行こうと急遽連れて行ってくれました。(夫もかなり寂しがっていますけど…)

 

もう何年旅行なんて行っていなかったのだろう。

 

猛暑の中の小旅行。

 

綺麗な海の景色と美味しい食事。

 

疲れや痛みにじんわり働きかける温泉のお湯。

 

そして初めてのアロマオイルマッサージ。(この歳になってエステデビューです☺️)

 

こんな時間もあったのかぁ、と久しぶりに感じる贅沢な時間。

 

それなのにあのソワソワ感が現れ、夜中になっても全然眠れない。

 

そして早く家に帰りたいと思っている。

 

「あれっ、夕食にアイスコーヒー飲んだせいかな?」

 

「いつもと違うことをして頭が覚醒したのか?」

 

「いや、ホームシック!」

 

自分でも驚いたけれど、大人でもホームシックになることってあるんですね。

 

なんだかちょっと恥ずかしい気がするけど、しょうがない。

 

これまでの生活習慣、そして大切な思い出の詰まっている場所。

 

「家」は私にとってこれまで以上に大切な場所になったのだなぁと思いました。

 

プータさんと一緒に過ごした家での記憶。

 

思い出すと寂しくなるけど、忘れたくない。

 

お兄ちゃんやお父さんが帰ってくると、早くお迎えに行きたくてドアを開けろとガリガリしていた跡。文字通り、爪痕を残していってくれました😄



胸の痛みを感じながらも、どこかほんわかしてくる感覚もあって、幸せだった時間の再確認が出来る。

 

「大人のホームシック」、克服できるのかな?

 

「少々不安はあるけれど、これからお母さんは、お父さんといろんな所に旅に出ようと思っているよ。」

 

「プータさんの分まで、たくさん、たくさん楽しいことを経験していくからね。」

 

全然眠れなかった早朝、散歩に行ってみたら頭のみのカブトムシを発見😳
さらに目が覚めた(さすがに写真は撮っていません)

 

竹林の爽やかさに癒される

 

笑っていても心が痛むとき

 

久しぶりにブログを更新してみようと思いました。

 

季節はどんどん巡って行き、プータさんがいなくなって初めての夏を迎えています。

 

今年は災害級の暑さと言われ、もしプータさんがいたら、どうやってこの酷暑を過ごしていたのだろうとちょっと想像したりしてしまいます。

 

「飼い主としての責任」という荷から解放され、あれこれ心配しなくてよくなったけれど、寂しさに心が折れそうになります。

 

時間が経てば気持ちが落ち着くかと思っていたのですが、かえってもういないという現実に参ってしまいます。

 

私が想像している以上に長い時間が必要なのかもしれません。

 

普段の生活の中で笑える余裕はあるけれど、でも笑っていてもどこか悲しみで痛みを感じます。

 

プータさんがいる時は、後悔のないよう一生懸命お世話をすることで、ペットロスにならずに済むかもかもしれないと思っていたのですが、そんなことはあまり関係なかったみたいです。

 

18年もずっとそばにいてくれました。

 

いつも黙って愛くるしい目で私を見つめて、私が話すことをただただそばで聞いてくれていました。

 

そんな貴重な存在がいなくなってしまったのだから、その喪失感の大きさは図りしれません。

 

105歳まで現役医師だった日野原重明さんが言っていた事だと思うのですが、「乗り越えることは受け入れること」という言葉を最近考えています。(日野原先生の言葉じゃなかったらごめんなさい)

 

これって、悲しい気持ちを受け入れないと、乗り越えられないってことですよね。

 

悲しい気持ちを切り捨てることが乗り越えることではなくて、受け入れる? 

 

どうやって受け入れるというのだろう。

 

今ぼんやり出ている答えは、無理して元気にならなくてもいいのではないかということ。

 

だって悲しいのは当たり前なのだから、自分の気持ちを急かす必要はないんじゃないでしょうか。

 

だからいろいろなことを思い出して悲しくなったときは、「悲しくていいよ」と自分に言ってみようと思います。

 

懐かしい写真や動画を見ていると、記憶が一気に蘇ってきて、思わず思い出し笑いをしてしまいます。

 

でもすぐに悲しみと寂しさが追いかけてきて胸が痛みます。

 

感情が一方からもう一方へと引っ張られて、とっても嫌な気持ちになるけれど、でもこうした複雑な心の動きをするのが人間なのでしょう。

 

「悲しい」という感情は、自分を痛めつけ、辛いもののように思うけれど、でもそれは愛情ゆえに生み出される強い感情なのだから、そっと大切にしておいてあげようと思います。

 

記憶がなくならない限り、きっと悲しみがなくなることはないのですから…

 

笑いと悲しみのどっちの感情も大事にする。

 

「乗り越える」とは、難しいことではあるけれど、そういうことなのかもしれません。

 

去年の夏。お気に入りのフニャフニャ枕の上で寝ている💤
プータさんにはこの枕のことをYogiboと言っていた。
(本当はニトリのプチプラ枕です)🤭



 

ずっとずっと大好きだよ

 

これまでプータさんのお世話記録を残すことによって、良い思い出づくりや、誰かのお役に立てればと思い、このブログを書いてきました。

 

悲しいご報告になりますが、4月23日の日曜日にプータさんは目覚めることのない眠りにつきました。

 

悲しみと寂しさでいっぱいで、何をどう書いたらよいのか悩んでいたのですが、飼い主として、プータさんへの愛と感謝を込めて、最後の記録を残しておこうと思います。

 

そしてこの記事を通して、犬と人間、種類は違っていても、お互いを思いあえる最高の家族になれることを知っていただけたなら、きっとプータさんも喜んでくれるのではないかと思います。

 

楽しいお話ではありませんが、お読みいただけたら幸いです。

 

よくワンちゃんやネコちゃんは、自分の最期を知っており、家族にちゃんとお別れをして逝くと聞きます。

 

プータさんも自分の命の締めくくりを、家族のために使い果たしてくれたのではないかと思っています。

 

というのも、プータさんが亡くなる前々日、義父が亡くなり、お葬式のことや火葬の日取りなど、いろいろ予定が入ってきたので、留守中のプータさんのお世話をどうしようかと悩んでいたのです。

 

いろいろ考えた末、少々不安はありましたが、私の母にオムツ替えの仕方やご飯のあげ方を事前に教えて、留守番をお願いすることにしました。

 

ところが、そんな予定を立てた矢先ににプータさんの体調が急変してしまったのです。

 

22日の土曜日、いつものようにお昼ごはんを食べ、お腹いっぱいになってお昼寝をしていたのですが、この一年ほど落ち着いていた痙攣発作が急に起きてしまいました。

 

病院に連れていき、痙攣止めの注射や薬を使ってみたのですが効果がなく、丸一日発作が続き、最期は抱っこしている状態で息を引き取りました。

 

だんだん力が抜けていき、ピクリとも動かなくなってしまったプータさん…

 

もう何度名前を読んでも動きません…

 

今思えば、1ヶ月くらい前からでしょうか、時折右の前足が床につかなく、少し痙攣しているように思う症状があったんです。

 

腰もかなり曲がっているし、首も床に近い状態でずっと下がっていたので、ヘルニアからくる麻痺が出ているのではないかと思い、病院で診てもらったのですが、腰からくる麻痺なら後ろ足に症状が出るらしく、手か肩に痛みがあるのかもしれないということで、痛み止めをもらって様子を見ていました。

 

一時的に症状は和らいだように思ったのですが、やはりこれは本格的な痙攣が起こる前兆だったようです。

 

どうやら、左側の脳に腫瘍があったと思われ、右側の手に症状が出たんだと思います。

 

そう考えると体にずっと違和感があったと思うのですが、ギリギリまで頑張っていたのかもしれません。

 

空気を読む天才のプータさん。

 

私が義父のこと、お留守番のことで困っていることに気がついたんだと思います。

 

「お母さん、安心しておじいさんの火葬に立ち会えるよ、僕が連れて行ってあげるから大丈夫。ずっと一緒にいてあげるよ。」

 

そんな風に言ってくれていたのかもしれません。

 

そして発作が起きた日は、たまたま息子が泊まりにくることになっていた日で、家族みんなが揃っている日でした。

 

辛い一日となりましたが、お兄ちゃんにも抱っこしてもらったり、強張った体をさすってもらったりして安心したのではないかと思います。

 

こうしてみんなに見守られながら、お母さんの腕の中で眠ってしまったプータさん。

 

寂しい思いをさせずに済んだのだから、と何度も言い聞かせるけど、胸が痛くてたまらない。

 

25日の火曜日に、同じ斎場で午前にプータさん、午後が義父の火葬となりました。

 

その日の朝は気持ちのいいお天気だったので、火葬前のほんの少しの時間、プータさんの好きだった日向ぼっこをさせてあげることができました。

 

冷たくなってしまった体に、もうこんなささやかなことしかしてあげられない。

 

このままずっと頭を撫でていたい、手を握り締めていたい、そう願ってもどんどん時間が過ぎていきます。

 

人間は死に対してなんて無力なんだろうと思ったり、今ある命がなんて尊いのだろうと思ったり、気持ちの持って行き場がなかなか見つからず、無理やり自分を納得させていました。

 

プータさんは最期まで強い子でした。

 

生きる力の強さを私に見せてくれました。

 

「生きるとは、自分にとって大切な人だったり、大切なことのために命を費やすことだとボクは思うよ。」

 

そう教えてくれたのではないかと思います。

 

プータさんが自分の全てを尽くして教えてくれたことを、大事に心に収めておきたいです。

 

会いたくて、会いたくて、ムギュっと抱きしめたいけどもう出来ない。

 

「プータさん、プーくん、プーちゃん、プータ!」

 

そうやって名前を呼ぶときに、心の中で生き続けられるのなら、お母さんはこれからも呼び続けるからね。

 

一緒に過ごしてきたどんな日にも、たくさんの愛があって幸せでした。

 

プータさん、ありがとうね!

 

プータさんのこと、ずっと忘れないからね!

 

プータさん、ずっとずっと大好きだよ!

 



 

 

18歳を迎えたプータさん

先月、プータさんは18歳のお誕生日を迎えることが出来ました。

 

桜を一緒に見に行けました🌸

 

ここまで頑張ってこれるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです。

 

14歳を迎えた頃から目や肌に問題を抱えるようになり、対処していくのが大変でしたが、今はハイシニアならではのお世話の大変さを経験しています。

 

それでもこれまでのことを振り返ってみると、最近少し楽になったこともあるように思うんです。

 

それは一つ目に、目薬をさすこと。

 

もう4年前になりますが、角膜潰瘍から始まって、目薬をささなければならなくなったのですが、とにかく最初は嫌がって大変でした😢

 

poodlepooh.hatenablog.com

 

なんとかいろいろ工夫しながらやってきたのですが、昨年五十肩になり、これまでのやり方では肩が痛くて無理なので、出来るだけ肩を動かさなくてもいいよう足の間にプータさんを挟み込み、頭を撫でて「かわいいね〜」と頭にチュッとして、瞼を持ち上げ瞬時にさす!

 

そして間髪入れずにおやつをあげる、というこの方法が一番うまくいって、今では嘘のように目薬のストレスがお互いに減ったように思います。

 

この方法に早く辿り着いていれば、あの少ない量しか入っていない高価な目薬を、もっと大事に使えていたのに、と思わずそろばんを弾いてしまいます。(昭和な表現です✨)

 

目薬のお助けグッズ
有名なルーペメガネではありませんが、十分見えます👀
これがないと目薬が入ったかどうか見えない中年の悲しさ😩



そして最近良くなったことの二つ目は、肌の調子が落ち着いてきたこと。

 

このブログでも度々プータさんのお肌の手入れについて書いてきたのですが、最近、以前ほど悩まされることが無くなりました。

 

poodlepooh.hatenablog.com

 

poodlepooh.hatenablog.com

 

poodlepooh.hatenablog.com

 

というのも、これも昨年末ぐらいからなんですが、たまたま私が普段使っているロクシタンのシアバター20%配合のハンドクリームを、老人性イボの周りの乾燥している肌に少し塗ってみたところ、肌の赤みが引いて、なんだか肌質が柔らかくなったように思ったんです。

 

それでシアバターについてちょっと調べてみると、アトピーのような炎症がある場合、シアバターは炎症を抑える効果があるらしく、また保湿効果も高いのでプータさんのような肌にはとてもあっているということがわかりました。

 

こんな身近なところにプータさんに合うものがあったなんて!

 

もっと早く気がついていれば、これまで犬用の保湿剤やらなんやらでいくら使ってきたことか😣(またまたそろばんを弾いてしまいます✨)

 

もちろんロクシタンのクリームは、基本人間用なので自己責任で注意しながら使う必要があると思いますが、同じロクシタンのクリームでも、シアバター100%のクリームは肉球に使っても大丈夫だそうです。(肉球は舐めることがあるので、100%が安心。ただテクスチャーがちょっと硬めなので塗りづらいと思うかも)

 

そんなこんなで、肌が落ち着いてきてくれたおかげで、マラセチア皮膚炎や膿皮症もなんとか予防できているのでお風呂に入る回数がとにかく減りました。

 

それでも体を清潔にしておかなければならないので、電子レンジで使えるビニール袋に濡れタオルを入れて、600Wで30秒チンして蒸しタオルを作り、タオルをいい温度まで冷ましてから体をきれいに拭き取り、クリームを塗っています。(義母の介護の時も、看護師さんにこの方法を教えてもらって同じことをしていました✨)

 

こうして目薬にしても、お肌の手入れにしても、どうしたらいいんだろうと長いこと悩まされてきましたが、良い方法を探すことを諦めずにいるなら、ひょんなことから閃いたりするものなのかもしれません。

 

「ピンチはチャンス」的なことにこれまで助けられてきたように思います。

 

18歳を迎えたプータさん。

 

バランスを崩してひっくり返っても、立ち上がろうとするその姿はほんとに強い子だなぁと感心しますし、生きる力ってすごいなと思います。

 

そんな生きる力を応援したいと思って、今まで試行錯誤なお世話の仕方をしてきたけれど、一緒に頑張っているって思える瞬間があると、親子の絆のようなものを感じます😌

 

この先あとどのくらい時間が残っているのかわからないけれど、これまでと変わらず、今日一日を一生懸命生きて行こう!

 

目力が強いプータさん😄
18歳を迎えた朝の寝起きの一枚