先月、プータさんは18歳のお誕生日を迎えることが出来ました。
ここまで頑張ってこれるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです。
14歳を迎えた頃から目や肌に問題を抱えるようになり、対処していくのが大変でしたが、今はハイシニアならではのお世話の大変さを経験しています。
それでもこれまでのことを振り返ってみると、最近少し楽になったこともあるように思うんです。
それは一つ目に、目薬をさすこと。
もう4年前になりますが、角膜潰瘍から始まって、目薬をささなければならなくなったのですが、とにかく最初は嫌がって大変でした😢
なんとかいろいろ工夫しながらやってきたのですが、昨年五十肩になり、これまでのやり方では肩が痛くて無理なので、出来るだけ肩を動かさなくてもいいよう足の間にプータさんを挟み込み、頭を撫でて「かわいいね〜」と頭にチュッとして、瞼を持ち上げ瞬時にさす!
そして間髪入れずにおやつをあげる、というこの方法が一番うまくいって、今では嘘のように目薬のストレスがお互いに減ったように思います。
この方法に早く辿り着いていれば、あの少ない量しか入っていない高価な目薬を、もっと大事に使えていたのに、と思わずそろばんを弾いてしまいます。(昭和な表現です✨)
そして最近良くなったことの二つ目は、肌の調子が落ち着いてきたこと。
このブログでも度々プータさんのお肌の手入れについて書いてきたのですが、最近、以前ほど悩まされることが無くなりました。
というのも、これも昨年末ぐらいからなんですが、たまたま私が普段使っているロクシタンのシアバター20%配合のハンドクリームを、老人性イボの周りの乾燥している肌に少し塗ってみたところ、肌の赤みが引いて、なんだか肌質が柔らかくなったように思ったんです。
それでシアバターについてちょっと調べてみると、アトピーのような炎症がある場合、シアバターは炎症を抑える効果があるらしく、また保湿効果も高いのでプータさんのような肌にはとてもあっているということがわかりました。
こんな身近なところにプータさんに合うものがあったなんて!
もっと早く気がついていれば、これまで犬用の保湿剤やらなんやらでいくら使ってきたことか😣(またまたそろばんを弾いてしまいます✨)
もちろんロクシタンのクリームは、基本人間用なので自己責任で注意しながら使う必要があると思いますが、同じロクシタンのクリームでも、シアバター100%のクリームは肉球に使っても大丈夫だそうです。(肉球は舐めることがあるので、100%が安心。ただテクスチャーがちょっと硬めなので塗りづらいと思うかも)
そんなこんなで、肌が落ち着いてきてくれたおかげで、マラセチア皮膚炎や膿皮症もなんとか予防できているのでお風呂に入る回数がとにかく減りました。
それでも体を清潔にしておかなければならないので、電子レンジで使えるビニール袋に濡れタオルを入れて、600Wで30秒チンして蒸しタオルを作り、タオルをいい温度まで冷ましてから体をきれいに拭き取り、クリームを塗っています。(義母の介護の時も、看護師さんにこの方法を教えてもらって同じことをしていました✨)
こうして目薬にしても、お肌の手入れにしても、どうしたらいいんだろうと長いこと悩まされてきましたが、良い方法を探すことを諦めずにいるなら、ひょんなことから閃いたりするものなのかもしれません。
「ピンチはチャンス」的なことにこれまで助けられてきたように思います。
18歳を迎えたプータさん。
バランスを崩してひっくり返っても、立ち上がろうとするその姿はほんとに強い子だなぁと感心しますし、生きる力ってすごいなと思います。
そんな生きる力を応援したいと思って、今まで試行錯誤なお世話の仕方をしてきたけれど、一緒に頑張っているって思える瞬間があると、親子の絆のようなものを感じます😌
この先あとどのくらい時間が残っているのかわからないけれど、これまでと変わらず、今日一日を一生懸命生きて行こう!