プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

犬の目の病気 網膜剥離

プータさんの角膜の手術も無事終わり、少し落ち着けると思っていた頃に、またもや問題が起きてしまいました。

 

網膜剥離です。

 

手術後3か月経つか経たないかというタイミングで、右目が出血してしまいました。

 

目の中が赤く、透き通ったところが全くない状態です。

 

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右目が眼底出血している

 

角膜の手術をしたことが引き金になった訳ではなく、水晶体脱臼が原因でそこまで進んでしまったようです。

 

眼底出血を起こしているので、目薬をさして出血を落ち着かせ、溜まってしまった血液が吸収されていくのを待ちます。

 

いったいどうしてあげることがいいことなのか、悩みました。

 

もうこの時点で完全に視力は失って、もはや光も感じなくなっています。

 

そして、緑内障の心配だけが残っています。

 

万が一この先、緑内障になって眼球摘出ということになるのなら、まだ体力があるうちに義眼を入れる手術をした方がいいのではないかと考えたりもしました。

 

飼い主の勝手かもしれませんが、瞼を塞いだ状態を見るのはつらいと思ってしまったのです。

 

どうしようかと悩んでいたときに、いつものように病院に行くと、目のガンで瞼を閉じてしまったワンちゃんに会いました。

 

その子は義眼を入れる膜をとっておくことができなかったので、瞼を塞ぐしかなかったそうなのですが、何だかウィンクをしているみたいでとてもかわいいのです。

 

飼い主さんに甘える健気なその子を見ていると、まだ起きていないことを心配し過ぎるのではなく、その時のプータさんの体調をまず優先して決めればいいと思いました。

 

とにかく飼い主としてやるべきことは、目薬をしっかりやっていくこと。

 

でもこの目薬、ほんとに大変なんです。(泣)

 

角膜潰瘍のときから目薬には苦労してきているのですが、どうやって嫌がるプータさんに目薬をさしているのか、次回はそのことを書いてみたいと思います。