プータとわたしと時々ダーリン

目の不自由なおじいちゃん犬プータと家族のささやかな日常を綴ります

私は玉ねぎアレルギー

「玉ねぎの力とニューヨーク」という以前の記事に、玉ねぎスープが血糖値を下げるのによく効いたと書きました。

 

あの頃は玉ねぎスープに限らず、何かにつけ玉ねぎの出番が多く、私も一緒によく食べていました。

 

でもしばらくすると、私だけ玉ねぎを食べると喉がイガイガして軽く咳が出るようになったのです。

 

初めは玉ねぎが原因だとは気がつかなかったのですが、頻繁にその症状が出るようになり、特に、オニオンサラダのような、生で食べる時に症状が強く出るようになりました。

 

もしかしてと思って、玉ねぎアレルギーのことを検索してみると症状が当てはまっているではありませんか😰

 

ちゃんと病院に行って検査をしたわけではないのですが、おそらくアレルギーだと思います。

 

アレルギーというと、小麦とか卵、乳製品といったようなものがよく知られていますけど、この玉ねぎアレルギー、近年発症件数が増えていて、話題になっているそうです。

 

私は元々アレルギーとは無縁だったので、あまりよく知らなかったのですが、アレルギーはアレルギーでも、「食物アレルギー」と「口腔アレルギー」とに分けられるんですね🤔

 

「食物アレルギー」は全身症状が出て、消化管での吸収によって発症します。

 

そして、反応する食品は先程の小麦、卵、牛乳、魚などです。

 

それに対して「口腔アレルギー」は口唇、口、喉に症状が出て、口腔粘膜で発症します。

 

反応する食品は、花粉のアレルゲンタンパク質と類似したタンパク質を含む野菜や、果物を食べるときにアレルギー反応が出ます。

 

なので花粉症の人は、この「口腔アレルギー」を発症しやすいのだとか。

 

代表的なものが、トマト、りんご、もも、さくらんぼ、メロン、オレンジ、スイカ、セロリなど。

 

この「口腔アレルギー」の人は、「ラテックス(ゴム)アレルギー」も起こしやすいと言われているので注意が必要です。

 

そう言われてみると、花粉症を疑い出した頃、メロンを食べると喉がイガイガするようになったのですが、食べたさゆえに気のせいだと思うようにしていました。

 

でもさすがに玉ねぎまでイガイガの症状が出るようになってしまうと、「口腔アレルギー」を否定できません。

 

でも幸い、量が少なかったり、加熱すると症状が抑えらているように思います。

 

こういう場合、アレルギーを引き起こす「硫化アリル」が加熱されることによって別の成分に変化して反応を抑えられているらしく、一方、加熱された玉ねぎを食べても反応する人は、加熱されても変化しない「二硫化アリル」に反応してしまうそうです。

 

いずれにしても、怪しいと思ったときは注意したほうがいいですね。

 

しかし玉ねぎって万能選手だから、何にでも入っていて厄介です。

 

ちなみに一般的な1日の摂取量は、生の玉ねぎの場合、50g程度(中くらいの1/4)が適量なようです。

 

体にいいからといって私のようにアレルギーにならないよう、とりすぎにはご注意ください✨

 

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珍しい白い玉ねぎ。玉ねぎの世界も奥が深そうです🧅